柏野城
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【城郭の概要】
所在地:阿山郡伊賀町柏野
別 名 :福島城
築 城 :元徳3年(1331)
初城主:福島宗雄
区 分 :平山城 
遺 構 :土塁,堀切,空掘
城 域 :70m×110m
     標高 70m

主曲輪土塁
主曲輪の土塁

【現地への案内】
旧国道25号線柏地区、転輪寺の北西
詳細コチラ 

【駐車場転輪寺の駐車場を利用
【訪 城】2004年9月
【撮 影】2004年9月


評価項目 見所評価(三段階評価)
選地 ★★
縄張り ★★
普請 ★★
体力消耗度 ★★
お勧め度 ★★
 が多い方がお勧め (体力消耗度は大きい)
【現地の状況】
  柏野城は柏野地区の転輪寺の背後の丘陵地(転輪寺から北西)に位置する。柏野城への入口には標識が建てられている。
 標識から比高にして約10mほどを登ると、平虎口を経て主曲輪に出る、主曲輪は南北約25m、東西約30mほどで、西の尾根側は高さ3〜4mの切り出し土塁、北から東にかけては1m足らずの低土塁、西側虎口を形成する土塁は高さ1.5m〜2mほどで、土塁は四方に巡らされているが高さは一様でない。
 現在の虎口の西側横に、もう一つの虎口が認められる。この虎口は2度の折れが入れられている。数mの間隔で二つの虎口を設けることはあり得ず、おそらく現在使われている虎口は後年のもので、西側の虎口が本来のものではないか。
 明瞭ではないが出曲輪北側にも虎口がある。この虎口は、西側尾根を断ち切った堀切が北側に廻って横堀へと変化した横堀に渡した土橋に通じているが、この土橋は三つ叉となって、西側の尾根と、北側に設けられた小曲輪へと通じている。こうした三つ叉構造をした土橋は非常に珍しく興味深い。また、この小曲輪は北側からの進入に対し効果的な位置に設けられている。
 主曲輪東側の竹藪の中に5〜6mの比高差をもって削平地がある。後年のものの可能性も否定できないが、主曲輪東側の土塁が低いことから曲輪である可能性が高い。
コンパクトな城ではあるが、縄張り的には興味深い城である。

【城郭の歴史】
  天正伊賀乱記に残るこの城址は郷土を愛する柏野、およびその周辺の郷士たちがここに立て篭もり織田信長の大軍に壮絶な戦いを挑んだ決戦場の跡でもある。
現地案内板より

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