近江 小堤山城
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 城郭の概要
所在地:野洲市小堤
別 名 : −
築 城 :永原氏
初城主:藤堂氏
区 分 :山城
遺 構 :石垣,竪堀,堀切
城 域 :100m×100m
      標高 286m
      比高 約200m

 現地への案内
交通機関
・国道8号線小堤(平田機工)を南へ
・国道8号線大篠原の信号を南入る約1km
詳細位置はコチラ 

 駐車場
空地を利用

【訪 城】1999年5月
【撮 影】1999年5月,2008年3月

評価項目 見所評価
選地 ★★☆
縄張り ★★☆
普請 ★★☆
体力消耗度 ★★☆
お勧め度 ★★☆
が多い方がお勧め (三段階評価)

体力消耗度
  
:山道はほとんどなし
 
★★:10分〜30分程度の山登り
★★★:約1時間ほどの山登り



三の曲輪東端の石垣
三の曲輪東端の石垣

 現地の状況
 平田機工横から農道に入り約1kmも走ると、林道の入口のゲートは閉まっている。常時閉鎖されているのか、工事中なのか不明。
ここから林道を20分ほども歩けば、城山の案内板があり、ハイキングコースを谷筋にとるか、尾根筋をとるか選択できる。
 北尾根を約30分ほども登ると、小堤山(標高286m)の山頂に着く。ここが主曲輪で虎口には石積みがあったことを窺わせるように一辺が40〜60cmの石が散乱している。

 主曲輪は25m×25mほどの広さで。すこぶる眺望がよい。特に東方(やや北東)は湖東平野を一望でき、六角氏の居城・観音寺城のある繖山、安土城の安土山、八幡山城の鶴翼山、水茎岡山城の尾山、および長光寺城の長光寺山などが一望できる。

 主曲輪の西側斜面、南側斜面に石積みが残り、東側斜面には石が散乱しており、主曲輪周囲は石積みがされていたことを窺わせる。
 南斜面には何カ所か石積みがあるが、大きなものは高さ2m、幅5〜6m。稚拙ではあるが算木積みの手法が用いられている。
 
 南側尾根は急斜度で、ロープを伝って約20mほどの比高差を一気に下ると、堀切と土橋が確認できる。ここが城域の南端で、痩せ尾根を更に10分ほども歩くと古城山城に至る。

 主曲輪の東側下に二の曲輪と三の曲輪を配し、二の曲輪と三の曲輪間、および三の曲輪の東端に堀切を入れ、三の曲輪東端の堀切には巨石を利用した高さ3m〜4mほどの石垣が組まれている。
 また、二の曲輪の北側に幅2mほどの平入り虎口があり、虎口横には石垣が残っている。付近には石が散乱しており、虎口が石垣で形成されていたことを窺わせる。

 主曲輪南斜面の石垣と二の曲輪虎口の石垣、および三の曲輪石垣とは、使われている石の大きさも違い、積み方からも年代差を感じさせる。

北方の遠景〜水茎岡山城と八幡山城
北方の遠景〜水茎岡山城と八幡山城


北方の遠景〜観音寺城と箕作山城
北方の遠景〜観音寺城と箕作山城
 城郭の歴史
 文明年間に田中山城とともに永原氏によって築城されたとされ、越前守重行が在城したとされている。




三の曲輪東端の堀切
三の曲輪東端の堀切


二の曲輪と三の曲輪間の堅堀
二の曲輪と三の曲輪間の堅堀


二の曲輪の虎口石垣
二の曲輪の虎口石垣

二の曲輪と三の曲輪間の堀切
二の曲輪と三の曲輪間の堀切


主曲輪虎口
主曲輪虎口


主曲輪南斜面の石垣
主曲輪南斜面の石垣

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