近江 キドラ谷砦
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 城郭の概要
所在地:彦根市中山町
別 名 : −
築 城 : −
初城主: −
区 分 :山城
遺 構 :堀切,土橋,堅堀,土塁
城 域 :約150m×100m
      標高 340m
      比高 200m

 現地への案内

国道8号線から摺峠針に入り中山町、中山投棄所の北
詳細位置はコチラ 

 駐車場
・駐車:空地に駐車

【訪 城】2008年3月
【撮 影】2008年3月
評価項目 見所評価
選地 ★★☆
縄張り ★★☆
普請 ★★☆
体力消耗度 ★★☆
お勧め度 ★★☆
が多い方がお勧め (三段階評価)

体力消耗度
  
:山道はほとんどなし
 
★★:10分〜30分程度の山登り
★★★:約1時間ほどの山登り

北尾根を断ちきる堀切
北尾根を断ちきる堀切

 現地の状況
 キドラ谷砦は中山道の番場宿から鳥居本へ抜ける間道を眼下に押さえる通称城山(標高340m)の山頂付近に築かれている。

 キドラ谷に建てられた中山投棄所の北側、関西電力の高圧線鉄塔の保全用につくられた道から山中に入る。すぐに道は消失するが、しばらく藪漕ぎをして尾根に出るとしっかりとした尾根道がある。この尾根道を20分ほど登るとキドラ谷砦の直下に至る。

 山頂の主曲輪を中心に南北に曲輪を連ね、西側のキドラ谷側には犬走りとともに階段状に6〜7段の曲輪を配している。東側斜面は急斜面のためか曲輪がない。

 山形、および曲輪配置から、大手は南側若しくは西側(キドラ谷側)と考えられる。搦手の北側は規模の大きな堀切を入れて、尾根を断ち切り土橋を入れている。

 キドラ砦の北方には菖蒲嶽砦、地頭山城、および太尾山城などが位置するが、その間に幾重にも山が入り組み、見通すことはできない。一方、南側には佐和山が真正面に見える。

 キドラ谷砦周辺には、上述したように菖蒲嶽砦、地頭山城、および太尾山城などの山城が点在するが、キドラ谷砦の遺構はそれら山城とは一線を画する規模と普請がなされている。

 このキドラ谷砦の位置づけを考えるに、番場〜鳥居本間の間道を押さえるだけであれば、比高200mを越える高所に城砦を築く必要はなく、高所に築かれているがゆえに南方約2kmの佐和山城との関係を強く意識させる。
 佐和山との間には摺峠針からの山並みが続いており、キドラ谷砦は佐和山城を攻めるためではなく、佐和山城の支城として築かれた可能性が高い。
 また、キドラ谷を挟んで対峙するような位置に築かれているヤナガ谷砦との関連も考えられる。

城山の尾根から望む佐和山
城山の尾根から望む佐和山

 城郭の歴史
 詳細不明


キドラ谷砦をもっと紹介

主曲輪西側斜面の曲輪
主曲輪西側の曲輪

標高200m付近の堅堀地形
標高200m付近の堅堀地形


堀切に掛けられた土橋
堀切に掛けられた土橋



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