近江 井ノ口館
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 城郭の概要
所在地:高島市新旭町井ノ口蓮池
別 名 : −
築 城 : −
初城主: −
区 分 :館
遺 構 :空堀,土橋,土塁
城 域 :200m×150m


 現地への案内
交通
国道161号線北畑の信号を西へ2km
詳細位置はコチラ 

 駐車場
大荒比古神社駐車場を利用

【訪 城】
2003年6月
【撮 影】2003年6月
評価項目 見所評価
選地 ★★☆
縄張り ★★☆
普請 ★★☆
体力消耗度 ★☆☆
お勧め度 ★★☆
が多い方がお勧め (三段階評価)

体力消耗度
  
:山道はほとんどなし
 
★★:10分〜30分程度の山登り
★★★:約1時間ほどの山登り

北端の空堀
北端の空堀

 現地の状況
 井ノ口館は、高島氏の居城・清水山城のある清水山の南山麓、大荒比古(おおあらひこ)神社の東に位置し、現在では山林となっている。

 山林の中には東西約200m、南北約150mの広い範囲に館の遺構が分布しているが、中でも北東部の一帯は、土塁と空堀が入り組み、複雑な構造をなしている。
 北端の空堀は深さ4〜5m、幅5〜6m、長さは途中を道路で分断されてはいるが、おそらく100mを越えるのではないか推測される。
 空堀の中には堀内障壁(障子堀)が観られる一画もある。とにかく、規模は中途半端ではない。遺構だけを見ているとこれが屋敷跡かと疑いたくもなる。

 その上興味深いのが、空堀や土塁等の防御施設が屋敷の前面ではなく、背後の山側に配置されていることである。
 通常、城砦を築く場合は“後ろ堅固”に構えるのが常套で、山や川を背にして築くものであるが、この井ノ口館は全く逆で、清水山城に敵対する勢力が築いたとしか考えられない。

 この井ノ口館は、見事な城郭遺構が残っているというだけでなく、観る者の創造力を逞しくして楽しませてくれる城砦で、訪れる価値は十分にある。

 なお、念のため追記しておくが、この井ノ口館については、近くの城との関連は定かではない。

堀に掛けられた土橋
堀に掛けられた土橋

 城郭の歴史
 滋賀県教育委員会発行の「淡海の城」には、この井ノ口館を清水山城の麓の館跡と記されている。
 麓には違いないが、清水山城にはれっきとした居館跡があり、この井ノ口館と清水山城を結びつけるものは何もない。

横堀
横堀




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