観音寺城の見所十選
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平井丸の石垣
(一般向け ★)
 平井丸の石垣は山中でも最も大きな石を用いて石垣が組まれており、虎口部分は近世城郭を思わせるスケールである。また横へ廻ると、石垣の角は算木積みで積まれており、近世城郭の安土城に先行する唯一の石垣の城、観音寺城を築城した六角氏の石積み技術の高さが窺い知れる。
平井丸の石垣
平井丸の石垣

本丸
(一般向け ★)
 やはり見ておきたいのが本丸。観音正寺方面から登る苔むした石段の雰囲気は何とも言えず、味わいがある。
 本丸西側の虎口(桑実寺方面)は2回の折れを入れてあり、枡形虎口への発達段階に造られたものと考えられ、近江の築城技術を観る上で興味深い。また、この虎口を出た所にある、太夫の井戸には今でもきれいな水がたたえられており、あのような高所に井戸があることは驚異。
 虎口については、城砦における虎口構造の発達で詳細に紹介しています。

本丸薬師道の虎口
本丸薬師道の虎口

追手道
(マニア向け ★★★)
 安土町鳥打越から伸びている林道を上がると、途中に岩肌が露出して尾根が林道に断ち切られた箇所がある。この上に上がると追手道に出る。人が入ることはほとんどないにも関わらず、道はしっかりしており、石段も確認できる。この追手道を登ると池田丸の南東虎口に出るが、その途中に城中でも1、2の高さの大石垣がある、ここは必見。
追手道
追手道
追手道の大石垣
追手道の大石垣

大見付石垣
(マニア向け ★★)
 観音正寺から林道を川並方面へ行くと、おちゃこ地蔵が祀られている手前の山手側に大石垣がある。ここの石垣は2〜3mの高さの石垣を3段積んだもので、高石垣を組む技術がない時代に積まれたものであることが容易に想像される。この石垣の高さ約7m、実に見応えがあります。
大見付の石垣
大見付の石垣
大見付の石垣
大見付の石垣

南腰越の畝状竪堀
(マニア向け ★★)
 安土町上出地区の小安地蔵(安土図書館の裏手)から、山にはいると、スグに竪堀群が見られる。10〜15条の竪堀群が10m〜15m間隔で掘られており、こんな所まで城域だったのかと、改めて観音寺城の規模の大きさを思い知らされる。この竪堀の一つひとつが自然地形かと見まがうほどの大きさです。(雑草が多く、落葉期がお勧め)
南腰越えの竪堀群
南腰越えの竪堀群

池田丸直下の堀切
(マニア向け ★★)

update
 池田丸南西虎口の急斜面を降りると、小さな谷に出る。実はここが堀切で、空堀という表現が当てはまるような大きさで、意識していないと自然地形かと思うほどです。


池田丸直下の堀切

南斜面の小曲輪群
(マニア向け ★★★)
 繖山が2001年に山火事になったことは記憶に新しいが、その山火事の後も生々しい南斜面(安土町側)に点々と小さな曲輪が築かれている。これら曲輪群は戦時に使うためのものと考えられ、おそらくは繖山の随所に築かれているものと考えられるが、雑木や雑草のためにほとんど見ることは出来ない。山火事の恩恵といえる。観音寺城の防御思想を考える上で興味深く、マニアにはお勧め。
南斜面の小曲輪
南斜面の小曲輪


南斜面の小曲輪
南斜面の小曲輪




 ★の数で難易度ちゅーか、必要体力ちゅーか、物好き度ちゅーか・・・・・・・を表しています。
別に普通の人が★★★に行けないと云う意味ではありません。(^^)
藪こぎ、あるいは靴の中に土が入るわ、ズボンは汚れるわ、イバラで怪我をするわ等々、それなりのお覚悟があれば問題ありません。
ただ、足下だけはしっかりしたものでお出かけ下さい。
いつぞやは、私も斜面を滑って負傷いたしました。(^^;・・・・・・・・(キズバン、タオルなどはお忘れ無く)



近江の城郭