彦根城の見所ガイド
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彦根城天守閣   彦根城天守閣は国宝として、あるいはその他の建築物は重要文化財として貴重な文化遺産ですが、彦根城が貴重な史跡とされるのはこれらだけではなく、現在でも内堀から中堀までほぼ完全な形で残されており、彦根城以外では観ることは出来ません。
ここでは、他では紹介されることのない彦根城の特徴や見所を紹介しています。

 彦根城は彦根山という標高163mの丘陵を利用した平山城ですが、その特徴は姫路城等のように渦郭式の曲輪配置ではなく、主な曲輪を山の尾根に沿って直線上に配置する連郭式です。

 こうした曲輪配置は中世山城の特徴のひとつで、彦根城は近世城郭でありながら中世城郭の伝統を止めている非常に興味深い城郭です。

 この他にも彦根城が中世城郭の伝統を引き継いでいる例として、内堀は石垣と土塁で固め、中堀は石垣,外堀は土塁と使い分けられていることや、丘陵斜面には人工断崖を作りだし、堀切や竪堀(たてぼり)等も掘られています。
 こうした特徴を知った上で彦根城をみて頂くと、お城を見るおもしろさが倍増すると思います。


 彦根城の写真を 彦根城 フォトライブラリーで紹介しています。


・見所その1
  彦根城の縄張りは甲州流
縄張り
 彦根城は甲州流軍学者の早川弥総左衛門幸豊が縄張りを担当して築城されており、甲州流築城術を今に伝える貴重な城です。


・見所その2
  惣構の城郭
惣構
 彦根城は内堀と中堀、そして外堀と三重の堀に囲まれた惣構(そうがまえ)の城郭です。


・見所その3 new
  彦根城の石垣
石垣
 彦根城の石垣は溶結凝灰岩の一種で滋賀県の湖東で多く算出する“湖東流紋岩”が使われ、石垣の積み方や石垣の使われ方が多様で、彦根城の特徴のひとつでもあります。


・見所その4
 
城中最大の防御地点 天秤櫓,廊下橋
天秤櫓
 彦根城は築城された時代が戦国期であったことから極めて実践的に造られており、天秤櫓、および天秤櫓と鐘の丸をつなぐ廊下橋に、その防御思想を観ることが出来ます。


・見所その5
  
城中の竪堀防御ライン
堅堀,登り石垣
 天守閣を中心とした斜面には、中世城郭の防御施設であった5本の堅堀を配しており、近世城郭でありながらも、中世山城の特徴を備えた極めて珍しい城の一つです。



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